用語集
浄土真宗に関すること用語などをまとめました。
葬儀・法要の際の一助になれば幸いです。
五十音(あ~わ行)
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あ行
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阿弥陀如来(あみだにょらい)
大乗仏教の如来の一つ。梵名(ぼんめい)はアミターバあるいはアミターユス といい、それを阿弥陀と音写する。阿弥陀仏(阿弥陀佛)ともいい、また略して弥陀仏ともいう。
梵名のアミターバは「量(はかり)しれない光を持つ者」、アミターユスは「量りしれない寿命を持つ者」の意味で、これを漢訳して・無量光仏、無量寿仏ともいう。西方にある極楽浄土という仏国土(浄土)を持つ。
浄土真宗においては、阿弥陀如来一仏を本尊とする。中心教義も阿弥陀如来の本願力にのみ帰依することとする。真宗においては、『観無量寿経』の「住立空中尊(じゅうりゅうくうちゅうそん)」という表現から、立像であるべきとされる。 -
出雲路派(いずもじは)
真宗出雲路派(しんしゅういずもじは)は、福井県越前市の毫摂寺を本山とする、浄土真宗の一派である。
本山の毫摂寺は、天福元年(1233年)親鸞が山城国愛宕郡出雲路(現在の京都府京都市北区)に創建し、長男の善鸞に附与したのに始まると伝えられる。その為、開祖を親鸞、第2代を善鸞としている。 -
衣体(えたい)
僧侶が身に着ける法衣
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大谷祖廟(おおたにそびょう)
真宗門徒である私たちが、宗祖として仰ぐ親鸞聖人の墓所、それが大谷祖廟です。
親鸞聖人が亡くなられて10年後、末娘の覚信尼公が廟堂を建立して、聖人の御影像を安置したのが本願寺のはじまりです。そして、聖人から本願念仏の教えを受けた多くの同朋たちは、大谷へ参って聖人の御影像を拝し、聖人のご遺骨が納められているお墓にお参りし、あらためて聖人が顕かにしてくださった本願念仏の教えを聞いていかれたのです。
その後、幾多の変遷を経て、聖人の御真影がまします真宗本廟(東本願寺)は、聞法の根本道場として、大谷祖廟は聖人の墳墓の地として相続され、現在に至っています。
真宗本廟(東本願寺)の飛び地境内である大谷祖廟には、聖人をはじめ、本願寺の歴代、全国各地の寺院・ご門徒の方々のご遺骨が納められています。苦悩を縁として、すべての人びととともに仏道を歩んでいかれた聖人のお姿を慕う多くのご門徒によって護持されてきたのが「大谷祖廟」です。 -
大谷本廟(おおたにほんびょう)
浄土真宗を開かれた宗祖親鸞聖人は、弘長2年11月28日(1263年1月16日)、弟の尋有僧都の住坊「善法坊」(現在の角坊)において90歳でご往生になり、鳥辺山南辺(現在の本廟の「御荼毘所」)で火葬され、ご遺骨は鳥辺野北辺の 「大谷」 に納められました。
親鸞聖人のご往生10年後の1272(文永9)年の冬、親鸞聖人の末娘である覚信尼公が諸国の門弟の協力を得て、ご遺骨を吉水の北辺に改葬し、六角の廟堂を建て、ご影像を安置されました。廟堂建立の地は、現在の知恩院の山門の北に位置する崇泰院付近とされています。この土地は、覚信尼公の夫である小野宮禅念の所有する土地でありましたが、廟堂建立の翌々年、1274(文永11)年にこの敷地を覚信尼公に譲ったとされています。その後、覚信尼公は1277(建治3)年から3度にわたって、ここを宗祖の墓所として寄進することを東国の門弟たちに通達し、遠方にいる門弟にかわり直接廟堂を護持する任に就きます。これが後の「留守職」です。
この廟堂は「大谷影堂」とも呼ばれ、後に「大谷本願寺」となり、第8代蓮如上人時代の「寛正の法難」(1465年)により破却されるまで、およそ200年間、諸国の門弟や同行によって護持されてきました。以後、第12代准如上人時代の1603(慶長8)年、現在地に移転し、この地を「大谷」と呼ぶようになり、今日まで多くの門信徒の方々により護持されています。 -
御文(おふみ)
本願寺派では「御文章(ごぶんしょう)」といい、大谷派では「御文」、興正派では「御勧章(ごかんしょう)」という。
なお、本願寺が東西に分裂する以前は、「御文」と呼ばれていた。
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か行
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戒名(かいみょう)
仏教において受戒した者に与えられる名前である。仏門に入った証であり、戒律を守るしるしとして与えられる。浄土真宗では「法名」である。
→出典ウィキペディア(戒名) -
過去帳(かこちょう)
仏具の1つで、故人の戒名(法号・法名)・俗名・死亡年月日・享年(行年)などを記しておく帳簿である。
→出典ウィキペディア(過去帳) -
棺桶(かんおけ)
遺体を入れる桶。ひつぎ。
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木辺派(きべは)
真宗木辺派(しんしゅうきべは)は、滋賀県野洲市の錦織寺(きんしょくじ)を本山とする浄土真宗の一派。
親鸞の門弟性信が率いる下総国横曾根(現在の茨城県常総市豊岡町)の報恩寺を中心とする横曾根門徒の流れを汲む。末寺数、約200寺。 -
経机(きょうつくえ)
読経の際に経典をのせる机。寺院本堂及び、仏壇の前に置かれる仏具の一種。
→出典ウィキペディア(経机) -
享年・行年(きょうねん・ぎょうねん)
人が「天から享(う)けた年数」という意味であり、この世に存在した年数。
→出典ウィキペディア(享年) -
金仏(きんぶつ)
金属で作った仏像。かなぼとけ。
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供物(くもつ)
祭壇にお飾りして故人にお供えする品物(落雁(らくがん)や果物など)、会葬者が弔意をこめて贈ってくれた品物(供花と同じ意味合い)。
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繰り出し位牌(くりだしいはい)
「繰出し位牌」は、「回出位牌」(くりだしいはい)とも言い、戒名や法名を記載した8?10枚位の札板を入れる箱が台座に付いている位牌です。
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香炉(こうろ)
固体状の香料を加熱し、香気成分を発散させる目的で用いる器です。
→出典ウィキペディア(香炉) -
光背、後光(こうはい、ごこう)
仏像、仏画などの仏教美術や、キリスト教美術などにおいて、神仏や聖人の体から発せられる光明を視覚的に表現したもの。
→出典ウィキペディア(光背) -
興正派(こうしょうは)
真宗興正派(しんしゅうこうしょうは)とは、浄土真宗の一派。本山は京都府京都市下京区の興正寺。
親鸞の門弟真仏が率いる高田門徒の分流である武蔵国荒木(現在の埼玉県行田市荒木)の源海が率いる満福寺を中心とする荒木門徒の流れを汲む。
末寺数、486寺。真仏を祖とし、了源を中興の祖とする。
1482年(文明14年)、真宗佛光寺派14世の経豪が本願寺第8世の蓮如に帰依して山科に興正寺を創建。
その後、西本願寺の脇門跡であったが、1876年(明治9年)第27世本寂の際に独立し、真宗興正派となる。
また、本山興正寺も本願寺派の本山本願寺(西本願寺)と隣接した位置にある。 -
極楽浄土(ごくらくじょうど)
極楽(ごくらく、梵: sukh?vat?、スカーヴァティー、蔵; bde ba can, デワチェン)とは、阿弥陀仏の浄土であり、サンスクリット語「スカーヴァティー」は「スカー」(sukh?)に「ヴァティー」(vat?)を加えたもので「幸福のあるところ」「幸福にみちみちてあるところ」の意味です。
→出典ウィキペディア(極楽) -
骨壺(こつつぼ)
火葬にした骨を納める壺。こつがめ。金属,陶磁,石,ガラス,木製などがある。
ヨーロッパにおいては骨壺に人面装飾を施したものや家の形をしたものもあった。
仏教文化圏では火葬の習慣があったので骨壺が使用され,日本でも6世紀末頃より各種の骨壺が使われていた。 -
御仏前(ごぶつぜん)
不祝儀の際に用いられる表書きのひとつに「御仏前」があります。「御仏前」という表書きは仏教でのみ用います。
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御文章(ごぶんしょう)
御文(おふみ)とは、御文章(ごぶんしょう)ともいわれ、浄土真宗の8代目、蓮如上人の書かれたお手紙です。
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御霊前(ごれいぜん)
香典やお供え料の表書きを「御霊前」にするか「御仏前」にするかは、宗教や宗派、香典をお渡しするタイミングなどによって異なってきます。
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勤行(ごんぎょう)
勤め励むこと。本尊の前で、読誦したり礼拝したりすること。
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さ行
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斎場(さいじょう)
斎場(さいじょう、ゆには)とは、儀式が行われる場所。本来神道用語で、祭祀・儀式を行う場所を意味した。 現代の日本では転じて主に葬儀(葬式)を行える施設を指す。
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祭壇(さいだん)
広い意味での祭壇とは、仏や神、故人のために供え物を捧げて供養するための壇です。祭壇の種類や大きさは宗教や宗派、国や地域によって異なり、さまざまな祭壇があります。
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樒(しきみ)
樒は「しきみ」、「しきび」と呼ばれており、もくれん科の常緑樹のこと。
枝や樹皮からはお線香のような独特の香りを感じられるのが特徴で、実際お線香や抹香として使われてきました。
果実の部分は有毒成分があり、古くに「悪しき実」と呼ばれていたことが転じて「しきみ」と名付けられたのです。 -
地獄(じごく)
「地獄」というのは、中国の言葉で、インドの言葉では、「捺落迦(ナラカ)」と言われます。
日本語でも「奈落の底」といわれるときの「奈落(ならく)」という言葉となって使われています。地獄は、私たちが、生まれ変わり死に変わり、輪廻転生する世界でも、最も苦しみの激しい世界です。
そして最も転生する可能性が高い世界でもあります。 -
四十九日・満中陰(しじゅうくにち・まんちゅういん)
仏教の各宗派で行われる四十九日法要(四十九日)については、四十九日とは、仏教の教えで亡くなった方があの世で生まれ変わり成仏するまでの期間を指し、特に故人の命日からの数え方で四十九日目に行われる法要を意味するものです。
四十九日の間は故人の霊はあの世とこの世とをさまよっている状態で、その間に閻魔大王の裁きで生まれ変わる先が決められているとされています。
そのため、四十九日目に盛大に法要を行うことで、故人がめでたく成仏してあの世(極楽浄土)に生まれ変わることを祈るのが四十九日法要の持つ意味です。
浄土真宗では、亡くなった方は仏様(阿弥陀如来)のお力ですぐに成仏して極楽浄土で生まれ変わるものとされています。
そのため、他宗派のように亡くなってから四十九日の間、閻魔大王の裁きを待ちながらこの世とあの世との間をさまようという考えは持っていません。
他宗派では四十九日は故人のためのものと考えられていますが、浄土真宗の場合は残されたご遺族のためのものと考えられています。つまり、ご遺族が四十九日間の中で故人のことをしのびつつ、仏様の教え(特に念仏の教え)についてかみしめるための期間というのが、浄土真宗にとっての四十九日の意味です。 言い換えれば、四十九日を機に信心を深め、仏様に感謝するという意味があるといえます。 -
七条(しちじょう)
インドの仏教教団で私有を許された三衣の一つ。上着を意味する鬱多羅僧 (うったらそう)
uttar?sa?gaのことであるが、それが七条の布でつくられたためこれを伝えた中国や日本では製法にちなんで七条、あるいは七条衣(しちじょうえ)と称した。 -
七条袈裟・五条袈裟(しちじょうけさ、ごじょうけさ)
日本で使われている袈裟けさは、古代のインドで出家僧が使用していた三衣の発展したものです。
三衣とは大衣(重衣)上衣(上着衣)中衣(中着宿衣)の三種類の袈裟のことです。大衣は正装用で托鉢や王宮に招かれたときに着用します。上衣は修行用、中衣は日常生活に使用します。
袈裟は当初、糞のように捨てられたボロ布をつなぎ合わせて作ったところから糞掃衣ふんぞうえとも言います。
現在日本で使われている袈裟は、新品の布で作りますが、この名残りでわざわざ小片にした布を継ぎ合わせて作ります。
大衣は9ないし25の布片で作るところから九条衣(九条袈裟)上衣は七条衣(七条袈裟)中衣は五条衣(五条袈裟)といわれます。
小布を数枚つないだ縦一列を一条と数えます。七条は七列、五条は五列です。肩ひも部分は威儀いぎといいます。 -
白木位牌(しらきいはい)
四十九日の法要の際に、本位牌へとお位牌を入れ替えます。実際にはご住職に魂入れ(たましいいれ)等をしていただき、新しいお位牌をお仏壇に納めます。地域や宗派によっては「お性根(しょうね)入れ」「開眼法要(かいがんほうよう)」などと呼ぶケースもあるようです。
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寂(じゃく)
仏道の修行により、生死を超越した悟りの境地に入ること。
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釈尊(しゃか)
釈迦とは、はじめて仏教を作り広めた人でこの世ではじめて悟りを開き、その境地にまで至った人物といわれています。
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娑婆(しゃば)
「ならぬ堪忍、するが堪忍」といわれますが、人生は、思い通りにならないことばかりで、苦しい辛いことがたくさんあります。私たちの人生を仏教では、娑婆(しゃば)といいます。
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数珠(じゅず)
珠数珠は『念珠』、『寿珠』などともいわれ、現在もっとも身近な仏具として広く普及しています。
数珠は本来、お経を読む回数を数える道具でした。つまり、『数を念ずる』、『数を記す』ためのものとして『数珠』と呼ばれるようになったと言われています。 -
正信偈、正信念仏偈(しょうしんげ、しょうしんねんぶつげ)
「偈」とは「うた」ということでありますから、「正信念仏偈」とは、つまり「如来のおおせ(名号)を信じてみ名を称えることを明かす讃歌」ということになります。
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浄土真宗(じょうどしんしゅう)
親鸞(しんらん)を開祖とする、わが国の仏教の一派。阿弥陀仏(あみだぶつ)の他力本願の信心によって成仏(じょうぶつ)することを宗旨とする。門徒宗。一向宗。真宗。
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初七日(しょなのか)
初七日は仏教の法要のひとつです。法要には追善法要と年忌法要がありますが、初七日は追善法要のひとつで死後7日目に行われるものです。
初七日=読み方は「しょなぬか」または「しょなのか(“しょなぬか”の音変化)」です。
浄土真宗では亡くなってすぐに極楽浄土へ行けるとされているため、初七日法要は信仰を深め故人さまへ感謝の気持ちを伝えるための場であるとされています。 -
真宗十派・・・浄土真宗(しんしゅうじゅっぱ)
本願寺派 (西)本願寺 浄土真宗 本願寺派
宗務所 門主 大谷光淳
総長 石上智康 〒600-8358
京都市下京区堀川通花屋町下ル
TEL 075-371-5181
FAX 075-351-1372
http://www.hongwanji.or.jp/
真宗大谷派 (東)本願寺 真宗大谷派
宗務所 門首 大谷暢顯
宗務総長 但馬 弘 〒600-8505
京都市下京区烏丸通七条上ル
TEL 075-371-9181
FAX 075-371-1214
http://higashihonganji.or.jp/
真宗高田派 専修寺 真宗高田派
宗務院 法主 常磐井慈祥
宗務総長 増田修誠 〒514-0114
三重県津市一身田町2819
TEL 059-232-4171
FAX 059-232-1414
http://www.senjuji.or.jp/
真宗佛光寺派 佛光寺 真宗佛光寺派
宗務所 門主 渋谷真覚
宗務総長 佐々木亮一 〒600-8084
京都市下京区高倉通仏光寺下ル 新開町397
TEL 075-341-3321
FAX 075-341-3120
http://www.bukkoji.or.jp/
真宗興正派 興正寺 真宗興正派
宗務所 門主 華園真暢
宗務総長 三井雅弘 〒600-8261
京都市下京区堀川通七条上ル
TEL 075-371-0075
FAX 075-371-8509
http://www.koshoji.or.jp/
真宗木辺派 錦織寺 真宗木辺派
宗務所 門主 木邊顯慈
宗務長 馬籠法城 〒520-2431
滋賀県野洲市木部826
TEL 077-589-2648
FAX 077-589-5675
http://www.kinshokuji.or.jp/
真宗出雲路派 毫攝寺 真宗出雲路派
宗務所 門主 藤 光真
宗務長 茨田宣丸 〒915-0012
福井県越前市清水頭町第2号9番地
TEL 0778-27-1224
FAX 0778-27-2718
http://www.goushouji.jp/
真宗誠照寺派 誠照寺 真宗誠照寺派
宗務所 法主 二條秀瑞
宗務長 茨田隆信 〒916-0026
福井県鯖江市本町3丁目2-38
TEL 0778-54-0001
FAX 0778-51-8485
http://www.jyosyoji.jp/
真宗三門徒派 専照寺 真宗三門徒派
宗務所 門主 平 光慈
宗務長 黒田昌英 〒918-8005
福井県福井市みのり2丁目3-7
TEL 0776-36-0229
FAX 0776-36-0290
真宗山元派 證誠寺 真宗山元派
宗務所 法主 藤原光教
宗務長 佛木道宗 〒916-0036
福井県鯖江市横越町第13号43番地
TEL 0778-51-0636
FAX 0778-51-0688 -
親鸞聖人(しんらんしょうにん)
親鸞聖人(1173~1262)は、日本最大の宗派、浄土真宗の宗祖です。
先生の法然上人の教えを受け継ぎ、その本質を明らかにしました。
その一枚看板は、生きているときに、絶対の幸福になれる、平生業成(へいぜいごうじょう)の教えです。 -
線香(せんこう)
お香の歴史自体は紀元前3000年前のメソポタミア文明のころが起源とされていますが、仏教の発祥地インドでは熱帯気候であり遺体の腐敗も早く、それらの死体の臭いを消すために使用されていました。
インドは古くから天然の香木の産地ですが、香木とは文字通り香りのする木のことです。
代表的なものを一つ紹介すると「白檀(びゃくだん)」があります。英名で「サンダルウッド」といえばアロマの香りの1つとして聞いたことがあるかも。 -
卒塔婆、塔婆(そうとうば、とうば)
正式名称は「卒塔婆」です。サンスクリット語の「ストゥーパ」が音写され卒塔婆と表されるようになりました。お釈迦様の入滅後、遺骨は8つの部族に分配され、それぞれ遺骨を納める仏塔を建てました。これが「ストゥーパ」です。
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俗名(ぞくみょう)
仏門に入る前の名前。生前の本名。
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た行
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荼毘(だび)
火葬すること。荼毘に付す。
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檀家・門徒(だんか・もんと)
各寺院に所属する家を檀家、浄土真宗では門徒という。
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弔辞(ちょうじ)
葬儀などに披露する、亡き方への最後の別れの言葉。
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弔電(ちょうでん)
遠方や事情があって通夜、葬儀に参列できない場合に、喪主やその葬家にお悔みの気持ちを伝える電報のことをいいます。
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釣鐘(つりがね)
寺院の鐘楼などにつるしてある大きな鐘。 青銅で鋳造してある。梵鐘 (ぼんしょう)
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な行
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年回忌(ねんかいき)
定められた年の祥月(しょうつき)。
命日(故人の往生された月のご命日)をご縁として仏法に遇い、阿弥陀さまの恩徳に報謝する思いでお勤めする法要です。
往生された年の1年後の祥月命日を一周忌といい、さらにその翌年を三回忌(往生された年を1回として数えるため、2年後)といいます。その後、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十五回忌、三十三回忌、五十回忌とお勤めし、以降は50年ごとにお勤めいたします。 -
念珠(ねんじゅ)
浄土真宗では念じる時に用いる法具、念珠と言います。
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念仏(ねんぶつ)
ナモアミダブツ、ナムアミダブツ、ナマンダブツ、然るに称名憶念すること有れども、無明なお存して所願を満てざる者あり。
(親鸞聖人『教行信証』)
※一生懸命念仏を称えていても、救われない者がいる
絶対他力、阿弥陀如来のお心が私に届いているから、「ナモアミダブツ」が口から出てくださるのです。 -
納棺(のうかん)
遺族が故人の遺体を棺に入れるときの儀式のこと。
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納棺尊号(のうかんそんごう)
浄土真宗では、故人に手を合わせません、遺体にではなく「納棺尊号」に礼拝します。納棺時に「お名号」を胸元へ置きます。
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納骨堂(のうこつどう)
骨壺に入れた遺骨を安置しておく建物。遺骨を納める施設を「納骨堂」と呼びます。
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は行
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花まつり(はなまつり)
春に行われる行事のひとつに「花祭り」。
花まつりはもともと灌仏会(かんぶつえ。仏生会、降誕会などとも)と呼ばれ、佛教の創始者であるお釈迦様の生誕をお祝いする仏教行事です。 -
般若経(はんにゃぎょう)
『大般若経』(だいはんにゃきょう)で、『般若経』(はんにゃぎょう)と略称されることが多い。浄土真宗ではいただきません。
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東本願寺(ひがしほんがんじ)
真宗大谷派、京都市下京区烏丸通七条にある、真宗大谷派の本山「東本願寺」 正式名称「真宗本廟( しんしゅうほんびょう)」といいますが、「お東」「お東さん」とも呼ばれます。真宗十派。
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火屋(ひや)
火葬場のこと。浄土真宗では火屋勤行といい火葬される前にいただくお経。
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百か日・百ヶ日(ひゃっかにち)
百か日(百ヶ日)法要とは、亡くなった人の命日から数えて百日目に行う法要のことです。
もともとは、中国の儒教文化を仏教が取り入れたものだと言われています。
浄土真宗では、故人をご縁として仏法に遇い、故人も阿弥陀さまにひとしく摂取されている恩徳に報謝する思いでお勤めいたします。 -
仏壇(ぶつだん)
御本尊を安置し、礼拝する「箱」のことです。皆様にとってお仏壇が、ご先祖様を通して仏様の世界を身近に感じられますよう。
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本尊(ほんぞん)
手を合わせ崇拝するご本尊。各宗派によりご本尊がちがいます。仏様。
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粉骨(ふんこつ)
遺骨を粉末状に砕くことです。 近年は埋葬に対する考え方が変わりつつあり、海や山への散骨しやすいように粉状にします。
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分骨(ぶんこつ)
亡くなった方の遺骨を2ヶ所以上に分けて保管・供養することをいいます。
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報恩講(ほうおんこう)
親鸞聖人のご命日をご縁として、親鸞聖人のご恩に報いる集まりです。
浄土真宗の年中最大行事は「報恩講」です。 -
法然上人(ほうねんしょうにん)
浄土宗を開かれた方です。どこにいても、なにをしていても南無阿弥陀仏をとなえよ、とすすめておられます。
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法名(ほうみょう)
仏教徒としての名前です、浄土真宗では戒律無く受戒もしない、釈尊の真の仏弟子となる名前です。
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法名軸(ほうみょうじく)
浄土真宗の宗派で使用される掛軸であり、仏壇の内部の側面に掛けておきます。
軸には近くに亡くなった故人の死亡年月日と法名、または家系代々の法名を記します。 -
坊守(ぼうもり)
浄土真宗では伝統的に住職の妻のことを「坊守」と呼んでいます。
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菩提寺(ぼだいじ)
先祖代々のお墓があるお寺のことを指します。
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本山納骨(ほんざんのうこつ)
各仏教宗派の本山に遺骨の一部または全部を埋葬して供養する方法です。
分骨して遺骨の一部を納めることが多いですが、すべての遺骨を納める全骨納骨を受け入れている本山もあります。
本山納骨は永代に渡り懇志も低く一番安全です。 -
梵鐘(ぼんしょう)
仏寺の鐘楼に吊された鐘で、ときを知らせ、集会の合図として人を集めるために撞き鳴らされる。
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ま行
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枕経(まくらぎょう)
葬儀の中の一番最初の勤行です。死亡確認された遺体を布団に安置し、 仏様をお飾りし枕元で読経をします。
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抹香(まっこう)
香のひとつで粉末状の香のこと。
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満中陰(まんちゅういん)
中陰(49日間)は仏教における考え方で逝去後49日目のことを指します。
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三つ折り本尊(みつおりほんぞん)
3幅ある※本尊を三つ折りにして立てる。
真ん中に本尊、両脇は聖人(浄土真宗)。 -
名号(みょうごう)
仏・菩薩の称号をさしていう。「六字名号」・「九字名号」・「十字名号」などがある。
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木魚(もくぎょ)
仏具・楽器の一種である。浄土真宗では使用しません。
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木仏(もくぶつ)
木を彫刻してつくった仏像。
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門主(もんしゅ)
本願寺住職が就任されます。門主は、法統を伝承して、宗門を統一し、宗務を統理されます。浄土真宗では門主と言います。
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や行
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ら行
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鈴(りん)
仏具の1つである。お釈迦様の説法が始まりますよの合図。
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蓮如上人(れんにょしょうにん)
室町時代の浄土真宗 本願寺8世。親鸞聖人のみ教えを示された『御文章』は確実な上人の分身となって、全国に普及され、たくさんの人たちが聖人の教えによって絶対の幸福の身に救われ、浄土真宗は大隆盛したのです。
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炉前法要(ろまえほうよう)
炉前法要とは、故人が火葬場炉に入る前の勤行です。現代に自然と付いた名前です。
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蓮(れんげ)
極楽には、蓮の花が描かれています。
池の中に蓮華あり、大きさ車輪の如し(阿弥陀経)
蓮の花が、極楽へ生まれられる人の心を表しています。
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わ行